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2021/07/22

鎌倉 「松原庵」でせいろとつまみ

 鎌倉 「松原庵」

 
江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩3、4分の所にある「松原庵」は、オープンして15年近く経つ。
こちらは、軽井沢で「川上庵」を2000年に オープン、創業した株式会社フォンスの系列である。

鎌倉「松原庵」正面入り口
夕方4時過ぎに入った  

当日7月21日は、神奈川県の緊急事態宣言突入の前日である。
早めの夕食狙いの16時過ぎに入ったが、お酒を求めるお客さんなどが出入りしているなかで、予約せずに運よく椅子席に座ることが出来た。

明日から、しばらく外では飲めない生ビールとみょうがと蓮根のからし酢漬け、鴨ロース肉の炙り焼きを注文した。夜の部のメニューは17時からということで、昼の部のメニューから頼んだが、充分に選び甲斐のあるメニューが並んでいる。
 
松原庵 みょうがと蓮根のからし酢漬け
みょうがと蓮根のからし酢漬け

 
松原庵 鴨ロース肉の炙り焼き
鴨ロース肉の炙り焼き

 みょうがと蓮根のからし酢漬けは、暑いなかを歩いてきた身体を食事に導入させるに相応しい味のハーモニーで、さっそく日本酒を頼んだ。
 鴨ロース肉の炙り焼きは、ロースの脂と炙り具合が絶妙で、よく蕎麦屋で頼む鴨肉よりも脂が乗っていて、肉好きならばこちらの方が好きになるかもしれない。
 
 つまみが進んで、旬野菜の天ぷら、そばがきを注文した。店によっては、そばがきの注文のタイミングなどに制約があるが、松原庵はそのようなことは一切ないようだ。気楽に注文した。
 
松原庵 旬野菜の天ぷら
旬野菜の天ぷら

 
 
松原庵 そばがき
そばがき

 旬野菜は、衣が厚くなくサクサクで、特にごぼう、オクラ、サツマイモが美味しかった。
そばがきは、艶々のそばがきで、香ばしさから薬味なしでも日本酒でどんどん進んでしまう。最近では、マクロビオティックで推奨の主食になっているらしいが、十割そばと一緒でそば粉100%で、そば好きのもう一つの楽しみだ。
 
ここで、17時過ぎの夜メニューの中から、焼き生麩の黑ゴマ味噌和えを時間前に注文だけさせてもらい、合わせてせいろも注文した。
 
松原庵 焼き生麩の黑ゴマ味噌和え
焼き生麩の黑ゴマ味噌和え
黒ゴマ味噌といただく生麩は、日本酒にもよく合い、この黒ゴマ味噌だけでも酒が進むし、他に何につけたら美味しいだろうかなどと考えて食べるのも楽しい。
 
さあ、せいろが来た。

松原庵 せいろ
せいろ

そばがきからも期待できるせいろである。まず、何もつけずに蕎麦の感触と味を確かめて進んでいく。のど越しの良い蕎麦である。
そば湯もしっかりとしていて、最後まで満足した。

 
 
松原庵 帰り道
90分制限なので帰りもまだ明るい

 
鎌倉 「松原庵」
鎌倉市由比ガ浜4丁目10−3
  



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