鎌倉 「松原庵」
江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩3、4分の所にある「松原庵」は、オープンして15年近く経つ。
こちらは、軽井沢で「川上庵」を2000年に オープン、創業した株式会社フォンスの系列である。
夕方4時過ぎに入った |
当日7月21日は、神奈川県の緊急事態宣言突入の前日である。
早めの夕食狙いの16時過ぎに入ったが、お酒を求めるお客さんなどが出入りしているなかで、予約せずに運よく椅子席に座ることが出来た。
明日から、しばらく外では飲めない生ビールとみょうがと蓮根のからし酢漬け、鴨ロース肉の炙り焼きを注文した。夜の部のメニューは17時からということで、昼の部のメニューから頼んだが、充分に選び甲斐のあるメニューが並んでいる。
みょうがと蓮根のからし酢漬けは、暑いなかを歩いてきた身体を食事に導入させるに相応しい味のハーモニーで、さっそく日本酒を頼んだ。
鴨ロース肉の炙り焼きは、ロースの脂と炙り具合が絶妙で、よく蕎麦屋で頼む鴨肉よりも脂が乗っていて、肉好きならばこちらの方が好きになるかもしれない。
つまみが進んで、旬野菜の天ぷら、そばがきを注文した。店によっては、そばがきの注文のタイミングなどに制約があるが、松原庵はそのようなことは一切ないようだ。気楽に注文した。
旬野菜は、衣が厚くなくサクサクで、特にごぼう、オクラ、サツマイモが美味しかった。
そばがきは、艶々のそばがきで、香ばしさから薬味なしでも日本酒でどんどん進んでしまう。最近では、マクロビオティックで推奨の主食になっているらしいが、十割そばと一緒でそば粉100%で、そば好きのもう一つの楽しみだ。
ここで、17時過ぎの夜メニューの中から、焼き生麩の黑ゴマ味噌和えを時間前に注文だけさせてもらい、合わせてせいろも注文した。
さあ、せいろが来た。
そば湯もしっかりとしていて、最後まで満足した。
鎌倉 「松原庵」
鎌倉市由比ガ浜4丁目10−3
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